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日本絵画!室町時代の美術!有名画家たちや絵画作品をわかりやすく解説!

日本絵画!室町時代の美術!有名画家たちや絵画作品をわかりやすく解説!



mars
どうもこんにちはマルスです。

 

みなさん室町時代の美術には、どのような画家がいたのか?どのような作品があったのか?その時代のどのようなことに影響を受けていたのか?など知りたくありませんか?

 

今回はそんな室町美術の特徴や作品達、その時代背景などをわかりやすく解説して行きたいと思います。

 

室町美術の前の時代の美術が知りたい人はこちらの記事を読んでね。

 

京都の古典文化と舶来の文化がまざってできた!新しい美術作品!

 

水墨画などに影響されて生まれた!室町やまと絵!

 

室町幕府が開かれた京都では、足利義満による南北朝合一以降、政治、経済、文化、宗教などのすべてが中心になりました。

 

平安時代からの貴族たちによる古典文化は、幕府の経済力を基盤に復活することになり、わかりやすくはっきりした表現の「室町やまと絵(水北画などの影響を受けながら発展し、宮廷の御用絵師を努めた土佐派を中心に受け継がれました)」が誕生しました。

 

舶来の文化が融合!

 

中国で明の時代が始まると、日明の貿易が行われるようになり、宋、元、名時代の美術品がたくさん入ってきました。

 

このような唐物(中国の品物)は、将軍や権力者たちに非常に好まれました。

 

中でも水墨画の人気が高く、その作品たちは日本の画家たちに大きな影響をあたえました。

 

足利将軍たちから、地方へと広がる!

 

足利義満は日明貿易を通して、唐物の一大コレクションを築き上げました。

 

その後の歴代将軍たちも水墨画などをコレクションし、一部は幕府が保護した禅僧寺院に伝えられました。

 

そしてその禅僧寺院を中心に、水墨画の制作が盛んになり、足利義満が建立した相国寺では、優れた「画僧(絵を描く僧のうち、絵を仕事にしないのが画僧、絵を仕事にするのが絵仏師)」がたくさん生まれました。

 

15世紀後半、社会の転機となった応仁の乱で京都が荒廃すると、画家たちは京都を離れて地方に移り住むようになり、文化は地方へ広がりました。


室町美術の有名画家や作品達!

 

足利義持のサロンで禅問答(修行者が質問し、師がそれに答えるもの)を描いた画家!如拙!

 

瓢鮎図(ひょうねんず)

 

 

 

 

作者 如拙
作品名 「瓢鮎図」(国宝)
製作年 1415年以前
技法 紙本墨画淡彩
サイズ 111.5x75.8cm
所蔵 退蔵院

 

 

歴代の足利将軍は、禅僧寺院を庇護して禅僧サークルを作り、そこで水墨画を発展させました。

 

上の作品は、足利義持の出したお題で「すべすべしているひょうたんで、ぬるぬるしたナマズを押さえ捕まえることができるか?」と言う問いに、如拙が絵を描き禅僧31人が詩文を書いた、詩画軸です。

 

個人では最多の国宝指定数!雪舟!

 

慧可断臂図(えかだんびず)

 

 

出典 世界の歴史まっぷ

 

作者 雪舟
作品名 「慧可断臂図」 国宝
製作年 1496年
技法 紙本墨画淡彩
サイズ 183.8x112.8cm
所蔵 斉年寺

 

 

この絵は禅宗の始祖、達磨が座禅しているところに、慧可が弟子入りを頼みに来た場面。

 

慧可が自分の決意をアピールするために、自身の左腕を切り落としてさしだしています。

 

この絵は、雪舟が77歳のときの大作で、禅の厳しさを畳1畳分ほどの大きさに描きました。

「山水長巻(さんすいちょうかん)」

 

 

 

作者 雪舟
作品名 「山水長巻」 国宝
製作年 1486年
技法 紙本墨画淡彩
サイズ 40.8x1602.3cm
所蔵 毛利博物館

 

 

春夏秋冬の山川の風景とそこに生きる人々を描いた、長さ約16mの大作。

 

この作品は、主君、大内政弘氏の治世を祝うために描かれたとされています。

 

注文制作ではなく、雪舟自ら献上しました。

 

奇抜な発想と造形美術!雪村

 

呂洞賓図(りょどうひんず)

 

 

 

作者 雪村
作品名 「呂洞賓図)」 重文
製作年 16世紀
技法 紙本墨画
サイズ 119.2x59.6cm
大和文華館

 

 

呂洞賓図は唐の時代に生まれたとされています。

 

悪政に苦しむ人々を助ける話がいくつもある、人気の仙人です。

 

その呂洞賓を天にいる龍と対峙させる構図は、中国の羅漢図に由来されるとされています。

 

でもその反り返るようなポーズや、手に持っている水瓶から昇る龍などは、雪村のオリジナルの構図になります。

 

狩野派400年の基礎を築き!新様式を生み出した!狩野元信!

 

狩野元信は狩野派の始祖、狩野正信の子で父の跡をついで、幕府の御用絵師になります。

 

漢画(中国風の画題や描法を使った絵画)とやまと絵を融合させて、新しい様式を確立させました。

 

大仙院障壁画(だいせんいんしょうへきが)

 

 

 

作者 狩野元信
作品名 「大仙院障壁画」のうち「四季花鳥図」より4幅 重文
製作年 1513年
技法 紙本着色
サイズ 各174.5x139.5cm
所蔵 大仙院

 

 

漢画のような構図に、日本的な四季を取り入れています。

 

そして花や蝶の彩色の華やかさにはやまと絵の影響があり、うまく和と漢を融合させています。

 

作者不明の優れた室町絵画たち!

 

やまと絵!屏風の中に円環する四季を描いた!

 

 

 

作者 不明
作品名 「日月四季山水図屏風」(上図は右集) 国宝
製作年 15世紀後半〜16世紀前半
技法 紙本着色
サイズ 六曲一双、各147.0x316.0cm
所蔵 金剛寺

 

 

四季山水図とという漢画の主題を借りて、日本的な四季を表している、やまと絵屏風です。

 

この作品は、切箔(金箔や銀箔を切ったものを貼り付ける技法)や胡粉(貝殻から作る顔料)を使い工芸的な手法も用意られています。

 

絵は下手なのに素朴で可愛らしい!絵巻

 

築島物語絵巻

 

 

 

 

作者 不明
作品名 「築島物語絵巻」上巻より第2図
製作年 16世紀
技法 紙本着色
サイズ 30.4x775.4cm
所蔵 日本民藝館

 

 

素人が描いたような下手な絵ですが、素朴で可愛らしい味わいがあります。

 

室町後期には、このようなゆるい画風で、庶民的な信仰やお金、出世にかかわる物語を描いたものが人気を集め、多数描かれました。

まとめ

 

みなさんどうでしたか?

 

室町時代の美術は、舶来した文化の影響が大きかったですね?

 

舶来した文化と日本的な文化が融合してできた作品が目立ちましたね?

 

そして個性の強い画家たちが多数いましたね。

 

最後まで読んでくれてありがとうございました。

 

ではまた別の記事でお会いしましょう。

 

mars
またね〜
参考資料






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