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【アブラハム】とは?イスラエルの最初の族長|3分で分かる|ざっくり解説

【アブラハム】とは?イスラエルの最初の族長|3分で分かる|ざっくり解説




mars

こんにちは、画家のマルスです。

今回は、イスラエルの民の最初の族長「アブラハム」について、解説していきたいと思います。

ノース
旧約聖書の物語の場面は、絵画によく使われるから、知っておきたいだわさ。(^^)

mars

そうだね、旧約聖書のエピソードを知っておくと、西洋絵画を見るのがさらに楽しくなるからね。

旧約聖書のあらすじが知りたい人は、この記事も読んでみてね。⤵︎ ︎

 

神の声を聞いた、アブラハム

アブラムは、イスラエル民族の最初の長でした。

ある日、アブラム(後に神の啓示を受け、アブラハムに改名)は、神の声を聞き、一族を連れてカナンの地を目指すことになる。

 

 

 

作者 ヨジェフ・モルナール
作品名 「アブラハムのウルからカナンへの旅立ち」
製作年 1850年
所蔵 ハンガリー国立美術館 ブダペスト

 

アブラム達はカナンの地にたどり着きましたが、飢饉に見舞われて、エジプトに逃れることとなりました。

アブラムの妻サライは美人だったので、エジプト人にアブラムは殺されて、妻を奪われると考えたアブラムは、妻を自分の姉だということにしました。

そして、ファラオ(エジプトの王)に気に入られたサライは、ファラオの妻となることになりました。

しかし、ファラオは人妻を奪ったという罰で、エジプトで病気が蔓延して、アブラムの妻ということがバレてしまい、アブラム達はエジプトから逃げ去りました。

大所帯になっていたアブラムたちは、連れてきていた甥のロトと、別れて進むことにしました。

アブラムたちはカナンの方へ行き、ロトたちはヨルダン川の方へ(ソドムゴモラの町がある方向)と向かいました。

二代目【イサク】誕生

アブラムサライは、なかなか子宝に恵まれませんでした。

そのことを悩んでいたサライは、夫に女奴隷の娘ハガルを側女としてあてがいました。

 

 

 

作者 マティアス・ストーメル
作品名 「アブラハムにハガルをあてがうサラ」
製作年 1637~39年
所蔵 ベルリン絵画館 ベルリン

 

そして、ハガルイシュマエルを産みました。

しかし、神はサライが産む子がアブラムの後継者になると告げます

そして、アブラムアブラハムと、サライサラと名乗るように告げ、アブラハムは多くの民の父となり、男子には全員、割礼をするよう告げました。

 

ノース
「割礼」てなんだわさ?

mars
男性器の包皮の一部を切り取ることだよ。

ノース
(๑°°๑)・・・

その後、神のお告げ通りサライサク(笑い)を身ごもりました。

ある日、三人の神の使いがあらわれ、サラに子供ができることを告げました。

そして三人は、悪名高いソドムゴモラの町を滅ぼすつもりだと、アブラハムに告げます。

ソドムゴモラの町なは、甥のロトがいるのでアブラハムは、正しい人が十人いれば滅ぼすのをやめて欲しいと、三人の使いにたのみ、三人の使いはそれを了承しました。

【ソドムとゴモラ】

二人の神の使いがソドムゴモラの町にやってきました。

しかし、十人の正しき人さえもいないと判断した二人の神の使いは、町を滅ぼすことに決めました。

二人の神の使いはロトに、二人の娘と妻を連れて逃げるように言いました。

そして、ロトに「逃げる時に決して後ろを振り返ってはならぬ」と告げます。

 

mars
この時ロトの奥さんは、後ろを振り返っちゃって、塩の柱になっちゃったんだよ。

ノース
かわいそうだわさ。( ˘•ω•˘ )

 

 

 

作者 ジョン・マーティン
作品名 「ソドムとゴモラの滅亡」
製作年 1852年
所蔵 レイン・アートギャラリー ニューカッスル(イギリス)

【ロト】と【二人の娘たち】

ロトは二人の娘と山の中に住むことにしました。

ある日、姉は妹にある提案をします。

山の中には、結婚してくれる男性がいなかったため、血縁を絶やさないために、姉は「父親にぶどう酒をたくさん飲ませて、子種をもらう」提案を妹に言いました。

そして娘たちは、一日交代で父親と床を共にします、

 

ノース
(-ω-;)…

 

 

 

作者 ヘンドリック・ホルツィウス
作品名 「ロトと娘たち」
製作年 1616年
所蔵 アムステルダム国立美術館 アムステルダム

 

 

そして無事姉妹には、男の子を授かりました。

まとめ

mars

どうでしたかみなさん?

旧約聖書と西洋絵画には、深い関係性があるから、旧約聖書の物語を知っておくと、絵画を見るのがさらに面白くなりますね。

ノース
絵画を見ながら物語を読むのが楽しいだわさ。(^O^)

mars

最後まで読んでくれてありがとうございました。

また別の記事でお会いしましょう。

ノース
ヾ(  ◜ ▽︎ ◝)バイビー
参考文献



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