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【旧約聖書】アブラハムの子「イサク」とは?その生涯と絵画作品

【旧約聖書】アブラハムの子「イサク」とは?その生涯と絵画作品



mars

どうもこんにちは、画家のマルスです。

今回は、イサクについて解説していくよ。

ノース
楽しみだわさ。

mars
聖書の場面はよく旧約聖書で描かれるので、知っておくとさらに、画家を見るのが楽しくなるよ。

ノース
でも聖書ってむずかしそうだわさ。(´・ω・`)

mars

そんなことないよ、ストーリは結構簡単なんだ、わかりやすく説明するね。

旧約聖書のあらすじが知りたい人は、この記事も読んでみてね。⤵︎

【イサク】の誕生と【イシュマエル】の追放

なかなか子宝に恵まれなかった、アブラハムと妻サラは、サラの提案で女奴隷のハガルを、側女としてあてがいました。

 

 

 

作者 マティアス・ストーメル
作品名 「アブラハムにハガルをあてがうサラ」
製作年 1637~39年
所蔵 ベルリン絵画館 ベルリン

 

そして、ハガルは男の子のイシュマエルを産みました。

しかし神は、サラが産む子がアブラハムの後継者になると告げます

 

mars
この時、アブラハム夫妻はもう、90歳を過ぎてたんだよ。

ノース
神様のむちゃぶりもゴッド級だわさ。(-ω-;)

 

そして、神のお告げ通り、サラは身ごもりました。

サラは、「神は私に笑いを与えてくださった」として、イサク(笑い)と名付けられました。

サラは、イサクが生まれたことで、先にアブラハムの子を生んだ、ハガルとその子共イシュマエルが疎ましくなり、町から追放するよう、アブラハムに訴えました。

 

ノース
自分でハガルをあてがって生ませたのに、最低だわさ。(   ・ὢ・ )サイテェー

mars
そうだね。

 

 

 

作者 オーラス・ヴェルネ
作品名 「アブラハムに追放されるハガル」
製作年 1837年
所蔵 ナント美術館 ナント

 

追放されたハガル親子は、荒野で水も無くなり、イシュマエルは瀕死の状態でした。

その時、「ハガルよ、恐れることはない、抱きしめてやりなさい、イシュマエルは大きな国民となる」と言う神のお告げを聞き、勇気づけられたハガルは、井戸を見つけて二人は助かりました。

イシュマエルは、アラブ民族の祖となりました。

アブラハムの手によって、生贄となるイサク

ある日神は、アブラハムを試すため、「愛する独り子のイサクを、モリヤの山に連れて行き、焼き尽くす献げ物としてささげよ」と命じた。

アブラハムにとってイサクは、自分の命よりも大事なあととり息子でしたが、神に従うことを決めました。

 

ノース
アブラハムかわいそすぎだわさ。(´・ω・)カワイソス

 

そして、モリヤの山に着いたアブラハムは、イサクの喉を切り裂こうとしたその瞬間、神の使いが現れ止めました。

 

ノース
良かっただわさ。ε-(´∀`*)ホッ

 

 

 

作者 レンブラント
作品名 「イサクの犠牲」
製作年 1635年
所蔵 エルミタージュ美術館 サンクトペテルブルク

 

神はアブラハムの神を畏れる心に嘘がないことを知り、アブラハムの子孫の繁栄を約束しました。

 

mars
こうして、アブラハムはイスラエル、アラブ諸民族の祖になったんだよ。

ノース
旧約聖書にとって、神は絶対なのね。( •ㅿ• )

mars
このイサクのエピソードを題材にした作品は、結構多いんだよ。

 

 

 

作者 カラヴァッジョ
作品名 「イサクの犠牲」
製作年 1601~03年頃
所蔵 ウフィツィ美術館 フィレンツェ

 

 

 

 

 

作者 ギベルティとブルネレスキ
作品名 「イサクの犠牲」
製作年 1401年
バルジェッロ国立美術館 フィレンツェ

 

mars
上がギベルティで下がブルネレスキの作品だよ、同じコンクールで出品して、ギベルティが優勝したんだ。

イサクとリベカの結婚

アブラハムは、イサクの嫁にふさわしい娘を、自分の故郷から連れてくるよう、僕に命じました。

そして、僕が連れてきたリベカイサクは、お互い気に入り結婚しました。

 

 

 

作者 ニコラ・プッサン
作品名 「エリエゼルとリベカ」
製作年 1648年
所蔵 ルーヴル美術館 パリ

 

mars
この作品は、僕がアブラハムの故郷ハランの井戸で、リベカにイサクの嫁になるよう、オファーしているところだよ。

まとめ

mars

どうでしたか?みなさん。

こうして見てみると、旧約聖書と西洋絵画は、すごく密接な関係にありますよね。

ノース
旧約聖書はもっと、むずかしいのかと思ったけど、結構おもしろかっただわさ。⸜( •⌄• )⸝

mars

旧約聖書の物語がわかると、西洋絵画を見るのが楽しくなるので、他の記事も読んでみてね。

また別の記事でお会いしましょう。

バイバイまたね〜。

ノース
ばいなら。´ω`)ノ
参考文献



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