【印象派】とは何？その時代背景や特徴は？
mars
どうもこんにちはマルスです。
みなさん「印象派」て聞いた事はあるけど、
今回はそんな印象派が何故できたのか、
その前の時代の美術が知りたい人は、この記事を読んでね。
この記事の目次
【いままでの美術に反抗！】
今でこそ高い人気を誇る印象派ですが、
彼らが登場した19世紀後半のフランスでは、
そんな中、その審査基準や制度に疑問を持った印象派は、
印象派の画家やその作品たち！
【印象派の指導者！マネ】
そんな印象派の先駆者となり、指導者となったのが「マネ」
印象派展覧会は1874年頃から1886年まで計8回開催されま
作者 エドゥアール・マネ
作品名 「草上の昼食」
製作年 1863年
所蔵 オルセー美術館、パリ
この上の彼の作品は、当時の遊びとして流行った、
当然風紀に反するという事で、大問題となりましたが、
その後マネは指導者的存在となり、
【筆触分割！モネ】
「印象派」という名前は、自分達で開いたプライベートな展示会「
作者 クロード・モネ
作品名 「印象、日の出」
製作年 1872年
所蔵 マルモッタン美術館、パリ
パッと見ると何が描かれているかわからない彼の絵は、
しかしこの絵は、
この問題を解決するために生み出されたのが「筆触分割（
近くで見ると色の集合体にしか見えませんが、
こうすることで色の鮮やかさを残しました。
こういった技法を使うもう一つの理由は、戸外でのスケッチでは、
【日本美術！ジャポニスム】
19世紀半頃、日本の開国をきっかけに、
長年鎖国していた日本への関心は高く、
作者 クロード・モネ
作品名 「ラ・ジャポネーズ」
製作年 1876年
所蔵 ボストン美術館
この上の絵は、「印象派展」では一番の高値が付いた人気作で、
モネは風景画では浮世絵から構図をまねるなどジャポニスムの代表
このように日本美術は、
ゴッホは400点以上もの浮世絵を集めていたようです。
【色鮮やかな人物画！ルノワール】
「筆触分割」
彼もモネと同じく筆触分割によって描きました。
しかし彼はモネの風景画とは違い、人物の描写を追求しました。
作者 ピエール・オーギュスト・ルノワール
作品名 「陽光を浴びる裸婦」
製作年 1875〜76年
所蔵 オルセー美術館、パリ
彼の作品は「虹色のパレット」
当時の人物像は、
彼の作品はそういった写実性を欠いていたため、
彼の絵が認められるのは、50歳後半の事でした。
【我が道を行く！印象派とはことなる作風！】
1874年から始まった印象派展は、
回を重ねるごとに意見の対立が激しくなり、
印象派は筆触分割を使い、
彼は異色の立ち位置でしたが、削り出しの技法に長け、
削り出しの技法とは、
作者 エドガー・ドガ
作品名 「エトワール」
製造 1876年頃
所蔵 オルセー美術館、パリ
この上の絵は「踊り子の画家」と呼ばれたドガの代表作で、
少女の後ろには、黒いスーツを着た紳士の姿があり、
【女性画家たちも活躍！】
印象派展には、数名の女性画家たちもいました。
ベルト・モリゾやエヴァ・ゴンザレス、
アメリカ出身のカサットは、当時の女性画家としては珍しく、
ドガとの出会いで、約4回印象派展に出品しました。
作者 メアリー・カサット
作品名 「青い肘掛け椅子の上の少女」
製作年 1878年
所蔵 ナショナル・ギャラリー、ワシントン
上の絵は、
この絵は印象派よりもドガの作風に近いため、サロンでは不評で、
【まとめ】
みなさんどうでしたか？
当時の画家たちは、
ちなみにこの時代画家たちが戸外へ出るようになったきっかけの一
アカデミーの考えに縛られず、
ではでは今回はこのへんで終わりたいと思います。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
mars
またねー
参考資料
