【ヴェネツィア派】ヴェネツィア派にはどんな有名な画家がいたのか分かりやすく解説！
mars
どうもこんにちはマルスです。
みなさんはルネサンス期の15世紀に始まり、
シエナ派やフィレンツェ派とは違い、
今回はそんなヴェネツィア派の美術や、
この記事の目次
【ヴェネツィア派とは】
15世紀〜16世紀にかけてヴェネツィア共和国とその周辺で、
遠近法や人間性、宗教的な規範を重視した、
ヴェネツィアはローマから離れている事もあり、
ヴェネツィア派の画家達！
【ジョヴァンニ・ベッリーニ】（１４３０年頃〜１５１６）
ベッリーニはヴェネツィア派の基礎を築き、
彼は工房を営んでいて、弟子には「ジョルジョーネ」や「
作者 ジョヴァンニ・ベッリーニ
作品名 「レオナルド・ロレダンの肖像」
製作年 1501〜02年頃
所蔵 ナショナル・ギャラリー、ロンドン
ベッリーニは細部までこだわり抜き、
彼は物凄く柔軟な姿勢の持ち主で、
弟子から教えて貰うなんて、
【ジョルジョーネ】（１４７７年頃〜１５１０）
ジョルジョーネは、
作者 ジョルジョーネ
作品名 「嵐（テンペスタ）」
製作年 1505〜07年頃
所蔵 アカデミア美術館、ヴェネツィア
彼の作品は、宗教主題なのか神話主題なのか分からない、
今現在残っている彼の作品だと分かっているものは、
【ティツィアーノ・ヴェチェッリオ】（１４９０年頃〜１５７６）
ティツィアーノは、ヴェネツィア派の中でも最も影響力が強く、
作者 ティツィアーノ・ヴェチェッリオ
作品名 「ウルビーノのヴィーナス」
製作年 1538
所蔵 ウフィツィ美術館、フィレンツェ
この作品は、ティツィアーノの代表作で、
その今までにない美しく独自の色彩感覚は当時、
【ティントレット】（１５１８〜１５９４）
師匠のティツィアーノの色彩感覚を受け継ぎ、
作者 ティントレット
作品名 「最後の晩餐」
製作年 1592〜94年
所蔵 サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会、ヴェネツィア
彼の代表作である「最後の晩餐」は、以前の多くの画家たちも、
そして光の扱い方も独自で、ティントレットの作品は、
【パロオ・ヴェロネーゼ】（１５２８〜１５８８）
ティツィアーノ、ティントレット、ヴェロネーゼの三人で、
ヴェロネーゼもまた、ティツィアーノの影響を受け、
作者 パロオ・ヴェロネーゼ
作品名 「カナの婚礼」
製作年 1562〜63年
所蔵 ルーヴル美術館、パリ
上の絵は非常に巨大で、
ナポレオンがイタリアからフランスに運んだのですが、
この作品は後のヨーロッパで、大絶賛されます。
【まとめ】
みなさんはどうでしたか？
シエナ派やフィレンツェ派とは違い、独自で自由な、
今回は4人の画家に絞って記事を書いてみましたが、
こうして時代背景などが分かると、西洋絵画も面白いですよね。
今回の記事が、みなさんの役に立つと凄く嬉しいです。
ではまたこのへんで。
mars
またねー
参考資料
