ジャポニズムとは?西洋美術に影響をあたえた日本の神秘
今回は西洋美術史に、多大な影響を与えた「ジャポニズム」をわかりやすく解説していきたいと思います。
絵画の歴史や画家の人生がわかると、作品を見るのがより楽しくなるよ。
印象派のことが知りたい人は、こちらの記事を読んでみてね。⤵︎ ︎
この記事の目次
日本美術が多大な影響を与えたきっかけ
明治維新の前年の1867年に開かれたパリの第2回万国博覧会で
すると新しい絵画を目指す若い印象派の画家たちは、日本美術に魅
そしてその後の西欧絵画の方向性にも、大きな影響を与えることに
画家たちそれぞれのジャポニズム作品を紹介
エドゥアール・マネ
マネは熱心な日本美術の愛好家でした。
下の絵のゾラの肖像が描かれたマネのアトリエでは、力士の錦絵や
作者 マネ
作品名 「エミール・ゾラの肖像」
製作年 1868年
所蔵 オルセー美術館、パリ
クロード・モネ
モネの日本趣味は生涯にわたって続きました。
晩年には自慢の庭に太鼓橋を架けて、それを何度も描いています。
モネはアメリカは大嫌いだったけど、日本のことは大好きだった
作者 モネ
作品名 「睡蓮の池と日本橋」
製作年 1899年
所蔵 プリンストン大学美術館、プリンストン
作者 モネ
作品名 「ラ・ジャポネーズ」
製作年 1876年
所蔵 ボストン美術館、ボストン
エドガー・ドガ
日本の浮世絵によく見られる「意外な切り取り」や「思いがけない
ドガの構図は、浮世絵を徹底的に研究して自分のものとして吸収
作者 ドガ
作品名 「女と菊の花」
製作年 1865年
所蔵 メトロポリタン美術館、ニューヨーク
ピエール=オーギュスト・ルノワール
ルノワールは他の画家たちほど、日本美術に熱中しませんでした。
この当時ジャポニズムがブームになっていたので、サービス精神か
作者 ルノワール
作品名 「団扇を持つ少女」
製作年 1880年
所蔵 クラーク美術館、ウィリアムズタウン
フィンセント・ファン・ゴッホ
素直なゴッホは、浮世絵から受けた感動をそのまま油絵で何度も模
浮世絵の大胆で明るい色彩は、ゴッホに多大な影響を与えました。
作者 ゴッホ
作品名 「亀戸の梅(歌川広重による)」
製作年 1887年
所蔵 ファン・ゴッホ美術館、アムステルダム
この絵は、ゴッホが歌川広重の「亀戸梅屋舗」を漢字でアレンジして描いたものなんだ。
ちなみにゴッホは、漢字の意味は分かっていなかったんだよ。
下の絵が歌川広重の絵ね、そっくりだわさ。
ほんとにゴッホは、浮世絵を素直に採り入れていたのが分かるだわさ。(≧▽≦)
作者 歌川広重
作品名 「亀戸梅屋舗」
製作年 1857年
所蔵 東京国立博物館、東京
まとめ
どうでしたかみなさん。
今回の記事で日本美術の凄さがわかったよね。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
また別の記事でお会いしましょう。
またね~バイバイ。