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宗教画の枠をこえて新たな新境地を開いた巨匠【サンドロ・ボッテ
どうもこんにちは、画家のまるすです。
今回は画家の中でも比較的有名な「サンドロ・ボッティチェリ」の生涯と作品の解説をしていくよ。
ボッティチェリ、あの「ヴィーナスの誕生」を描いた人だわさ (´>Д<｀)
そうだね、「ヴィーナスの誕生」が有名だよね。
でも他にもすごい作品があるからそれも紹介していくね。
楽しみだんさ ヽ(´∇`)ノ
【サンドロ・ボッティチェリ】
盛期ルネサンス、フィレンツェ派/1445年～1510年
フィリッポ・リッピに弟子入り
幼少時代は病弱で、勉強にも興味を抱かなかったボッティチェリ。
そんな彼がフィリッポ・リッピに弟子入りすると、頭角を現してい
宗教画の枠を超えて新境地を切り開く
それまで教会によって禁じられていたギリシア・ローマの神話を題
「ヴィーナスの誕生」では、それまでにタブーとされていた裸体の女性を描いて自由な美を追求したんだよ。
新しいことをするのはすごい度胸がいるのに、ボッティチェリすごいだわさ Σ(◉౪◉ )
その優美な画風と新しい表現方法で彼は一躍有名になりました。
イタズラ好きのお茶目なボッティチェリ
彼は巨匠としてもてはやされましたが、意外にもイタズラ好きのお
ある日、弟子が作品を客に見せる日、絵の中の天使の頭に、赤い頭
客を連れてきた弟子は、頭巾を被った天使を見て驚き、ひたすらに
その後客が代金を支払って帰った後、再び作品を見ると、絵は元通
びっくりして弟子が「赤い頭巾が」と言う弟子に、ボッティチェリ
お茶目な師匠を持つと弟子は大変ね (-ω-；)
またある時は、隣の機織りの仕事の音がうるさすぎて講義に行った
するとボッティチェリは、隣の家との境の屋根の上に今にも落ちそ
サイコパスだわさ ( ºﾛº)
厳格な宗教画ばかり描くようになる
とても明るく茶目っ気のあるボッティチェリでしたが、ロレンツォ
今までの優美な画風は失われ、人気も落ちて人々から忘れ去られた
なんかかわいそうで切ないだわさ (๑•́︿•̀๑)
サンドロ・ボッティチェリの作品たち
作品名 「ヴィーナスの誕生」
製作年 1485年
所蔵 ウフィツィ美術館 フィレンツェ/イタリア
この作品は、生まれたばかりの美と愛の女神ヴィーナスが貝殻の上で「恥じらいのポーズ」をとる、ギリシア神話をモチーフにした作品だよ。
当時は、キリスト教を題材にした中世芸術よりも、人間を中心としたローマ・ギリシア芸術のほうが人気があったんだよ。
メディチ家の後押しを受けたボッティチェリは、ギリシア神話を題材にして新境地を切り開いて、ルネサンスを開花させたんだ。
作品名 「春(プリマヴェーラ)」
製作年 1482年頃
所蔵 ウフィツィ美術館 フィレンツェ/イタリア
二人の男性と六人の女性が描かれて、上部中心には目隠しをしたキューピットが描かれて、右端には西風ゼフュロスに触れたニンフのクロリスが女神フローラに変じる様子が描かれて、中央にヴィーナス、左端に三美神が舞い踊る描写からは、「春の寓意」と解釈される作品だよ。
作品名 「神秘の降誕」
製作年 1500年～1501年
所蔵 ナショナル・ギャラリー ロンドン/イギリス
絵の上部に書かれている文字の意味は、「悪魔が3年半の間、地上に出てくるという黙示録の第二の災いのなかで私はこの絵を描いたが、やがて悪魔はまた鎖につながれるだろう」といった意味のギリシア語がきざまれているんだよ。
第二の災いとは、フィレンツェへのフランス軍の侵入とメディチ家の追放、そしてサヴォナローラの処刑を指すものと言われているんだよ。
作品名 「誹謗」
製作年 1494年～1495年
所蔵 ウフィツィ美術館 フィレンツェ/イタリア
この絵は、ドメニコ会修道士サヴォナローラに傾倒したボッティチェリが「ヴィーナスの誕生」などに見られる鮮やかな画風を捨てて厳格な神秘主義を描くようになった時の作品なんだよ。
今までの鮮やかで暖かい画風と全然違うだわさ (っ'o'c)
古代のギリシアの画家アペレスの作品を再現し、彼自身かサヴォナローラに向けられた誹謗に対する抗議として描いたと考えられているんだよ。
まとめ:それまでの宗教画の枠をこえて新境地を開いたが、最後に
どうでしたか？みなさん。
彼はそれまでになかった裸体の女神を描いたり、鮮やかな宗教画を描いたりと新境地を切り開いていったボッティチェリでしたね。
絵画を自由に描く天才だっただわさ (⁎⁍̴̛ᴗ⁍̴̛⁎)
絵画には宗教を題材にしたものが多いから、宗教のストーリーを知っておくと更に絵画を見るのが楽しくなるよ。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
また別の記事でお会いしましょう。
またね～バイバイ。
ばいなら ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ
参考文献
