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アルフレッド・シスレー|印象派の画家|人生と作品たち|3分でわかるように解説

アルフレッド・シスレー|印象派の画家|人生と作品たち|3分でわかるように解説



mars
どうもこんにちは、画家のマルスです。
今回は、印象派の画家シスレーの人生や作品たちを、わかりやすく3分でスピード解説していきたいと思います。

ノース
シスレーと言えば、印象派の中の印象派っていうイメージが強いだわさ。(^^)

mars
そうだね、印象派たちの中でも1番評価されていたからね。
そんなシスレーを解説していくので、最後まで読んでみてね。

ノース
印象派のことが詳しく知りたい人は、下の記事を読むとわかるだわさ。⤵

1839年
10月30日、パリに生まれる。

1857年 18歳
約3年間、ロンドンで商業の勉強をする。

1860年 21歳
グレール画塾に入塾する。
モネルノワールバジールらと出会う。

1865年 26歳
フォンテーヌブローでルノワールらと戸外制作を始める。

1866年 27歳
サロンに2点入選する。

1867年 28歳
マリー・ルイーズとの間に長男ピエールが誕生。
父親からの仕送りが止められる。

1869年 30歳
長女のジャンヌ誕生。

1870年 31歳
シスレーの父親が、普仏戦争で全財産を失う。

mars
父親が破産しちゃってからは、シスレーの生活は、大変な貧乏暮しになっちゃったんだよ。

ノース
子供が生まれたばかりなのに、最悪だわさ。( ˘•ω•˘ )

1874年 35歳
第1回印象派展に参加。

1881年 42歳
「ラ・ヴィ・モデルヌ」で個展を開催する。

1883年 44歳
デュラン=リュエル画廊で個展を開催する。

1888年 49歳
フランスの国家が、シスレーの絵を1点買い上げる。

1889年 50歳
デュラン=リュエルが、ニューヨークでシスレー展を行う。

1890年 51歳
国民美術協会のメンバーに選ばれる。

1897年 58歳
大回顧展(生涯の作品を総覧する展覧会)開催。
マリー・ルイーズと結婚。

1898年 59歳
マリー・ルイーズ死去。

1899年 60歳
咽頭ガンのため死去。

mars
彼は、印象派の成功を見れずに亡くなっちゃったんだよ。

ノース
かわいそうだわさ。(๑⃙⃘°̧̧̧ㅿ°̧̧̧๑⃙⃘)

mars
でも彼の死後、作品の評価は急激に上がったんだよ。

【シスレー】彼を賞賛した偉人たちの言葉

「彼は偉大な素晴らしい芸術家であり、私の考えでは、最も偉大な芸術家にも匹敵する巨匠である」

mars
ピサロが「洪水」の絵を見て、息子のリュシアンに宛てた手紙に書いてあった言葉なんだよ。

 

作品名 「ポール=マルリの洪水の中の小舟」
製作年 1876年
所蔵 オルセー美術館、パリ

 

「シスレーは1860年から1875年にかけて、光や色調その他一切を含めて、絵画史上これまでにない完璧な自然主義絵画を実現した。事情をよく知らない人は、風景画を最も安易なテーマと考えるかもしれないが、実は最もけわしく、ごくまれにしか成功せず、また成功もおぼつかないものなのである」

※20世紀美術史界の大物ケネス・クラーク卿の名著「風景画論」から要約。

mars
ケネス・クラークは、超が付くほどの辛口評論家なんだよ。

ノース
そんな人に絶賛されるなんて、すごいだわさ。( ॣ•͈૦•͈ ॣ)

マティス「真の印象主義者は誰ですか?」
ピサロ「シスレーです」

mars
晩年のピサロがマティスの質問に答えた言葉だよ。

※おまけ
「あいつはとても気持ちのいい奴だった」

mars
親友のルノワールの言葉だよ。

シスレーのおもしろエピソード

シスレーは、友人たちが天気などの些細な話をしていると、すぐいなくなり、女の子といちゃついていました。

mars
ルノワールは、そんなシスレーの若い時の姿をカップルに仕立てて描いているんだよ。

 

作者 ルノワール
作品名 「婚約者たち」
製作年 1868年
所蔵 ヴァルラフ=リヒャルツ美術館、ケルン

 

1899年、モネは、シスレーから「会いに来てくれないか」と手紙をもらい、急いでルノワールと共にシスレーの家へと駆けつけました。

シスレーは、久しぶりに再開したモネルノワールに、子供たちのことを頼み、1週間後に亡くなりました。

モネは約束通り、遺族のために遺作オークションを組織しました。

そこでは生前にはつかなかったような高値がつき、シスレーの評価は急激に上がっていきました。

まとめ

mars
どうでしたかみなさん。
シスレーの風景画は、他の画家や評論家たちから、絶大な評価を受けていましたね。

ノース
人間性も何か憎めない、かわいいイメージだわさ。(๑ ́ᄇ`๑)

mars
こうして作者のことがわかると、その作品を見るのが一段と面白くなるから不思議だよね。
みなさん最後まで読んでくれてありがとうございました。
ではまた別の記事でお会いしましょう。
バイバイまたね~

ノース
ばいなら
参考書籍



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