ギリシャ神話の英雄(ヒーロー)!『オルフェウス』 の特徴とエピソードをわかりやすく解説!
mars
どうもこんにちは、画家のマルスです。
今回はギリシャ神話の英雄のオルフェウスにスポットをあててみたよ。
今回はギリシャ神話の英雄のオルフェウスにスポットをあててみたよ。
ノース
英雄って一体なんなの?
mars
英雄とは神と人間のハーフで、神は不死身だけど英雄は人間と同じで、普通に死んじゃうんだよ。
ノース
じゃぁ人間といっしょなの?
mars
いや、人間とは大きな違いがあってそれは、英雄は超人的な力を持っているんだよ、その力を使って怪物退治や救済活動を行ったエピソードが多くあるんだよ。
ノース
すごくおもしろそうだわね。
『オルフェウス』の特徴をかんたんに解説!
作者 モロー
作品名 「オルフェウスの首を抱くトラキアの娘」
製作年 1865年
所蔵 オルセー美術館、フランス、パリ
オルフェウス
・名前
ギリシャ名=オルフェウス
ローマ名=オルフェオ
英語名=オルフェウス
・シンボル=竪琴
・ギリシャ神話のなかで、1番の竪琴の名手
・願いはひとつ、妻に生き返って欲しい
・超愛妻家
・父親はアポロン(もしくはトラキア王オイアグロス)母親はムーサ(詩歌の女神)のひとり、カリオペ
・トラキア生まれ
・頑なな性格
・竪琴の音色でセイレンの魔力を封じ込めたことあり
・アルゴー船に乗り込んだ勇者のひとり
・その竪琴は、人間だけじゃなく、動物や神々、ありとあらゆる創造物が陶酔するほど素晴らしい
・悲惨な最期をむかえる
ギリシャ名=オルフェウス
ローマ名=オルフェオ
英語名=オルフェウス
・シンボル=竪琴
・ギリシャ神話のなかで、1番の竪琴の名手
・願いはひとつ、妻に生き返って欲しい
・超愛妻家
・父親はアポロン(もしくはトラキア王オイアグロス)母親はムーサ(詩歌の女神)のひとり、カリオペ
・トラキア生まれ
・頑なな性格
・竪琴の音色でセイレンの魔力を封じ込めたことあり
・アルゴー船に乗り込んだ勇者のひとり
・その竪琴は、人間だけじゃなく、動物や神々、ありとあらゆる創造物が陶酔するほど素晴らしい
・悲惨な最期をむかえる
『オルフェウス』と『エウリュディケ』!
オルフェウスの歌と竪琴の音色には、神々や人間だけではなく動物や木々、石ころまでも魅了する力がありました。
作者 ヴランクス
作品名 「オルフェウスと動物たち」
製作年 1595年
所蔵 ボルゲーゼ美術館、イタリア、ローマ
オルフェウスはニンフ(精霊)のエウリュディケと結婚しましたが、エウリュディケは蛇に噛まれて死んでしまいました。
オルフェウスは悲観にくれましたが、どうしても諦めきれず、冥界から連れ戻そうと決心しました。
オルフェウスが歌いながら明快に下ると、そこにいる者たち全員その音色に動きを止めて涙を流しました。
このときに冥界で起こったこと
・タンタロスは喉の乾きを忘れて、逃げる水を追うのを止めました。
・永久に回り続ける車輪が、回転を止めました。
・復讐の女神たちが初めて涙を流しました。
・ハゲタカもティテュオスの肝臓をついばむのをやめます。
・ダナオスの娘はフルイで水をくむのをやめます。
・シシュポスは転がさなけれだならない岩の上に座り込んでしまいました。
・冥界の王ハデスもその妻のペルセポネも感動して涙を流しました。
エウリュディケを生き返らせることを失敗!その後のオルフェウスの転落人生!
冥界の王ハデスは、オルフェウスの音色に感激し、特別にエウリュディケをよみがえらせることを認めました。
ハデスは、よみがえらせる条件として「けして後ろを振り返ってはならない」とオルフェウスに伝えました。
しかしオルフェウスは、地上に向けての道中あまりにも後ろが静かだったので、妻がついてきているのか心配になり振り返ってしまい、その瞬間妻は冥界に戻ってしまいました。
一人故郷に帰ったオルフェウスに、女達は言いよってきましたが、オルフェウスは誰の愛も受け入れず、ずっとふさぎ込んでいました。
相手にされなかった女達は、侮辱されたと怒り出して、オルフェウスをなぶり殺しにして、首と竪琴を河に投げ捨てました。
mars
むちゃくちゃですね💧
作者 デルヴィル
作品名 「死せるオルフェウス」
製作年 1893年
所蔵 個人蔵
作者 ルドン
作品名 「オルフェウス」
製作年 1903年頃
所蔵 クリーヴランド美術館、オハイオ州、クリーヴランド
まとめ
mars
みなさんどうでしたか?
オルフェウスの人生はなかなか悲惨でしたね。
ノース
最後が衝撃だった💧
mars
神話の話やキャラが分かると西洋絵画や漫画やゲーム、いろいろなものが面白くなるので知っておくといいですよ。
ノース
ホントいろいろなものに関係してるからね。
mars
最後まで読んでくれてありがとうございました。
また別の記事でお会いしましょう。
またね〜バイバイ
また別の記事でお会いしましょう。
またね〜バイバイ
ノース
ばいなら
参考書籍