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【旧約聖書】イスラエル最初の王|サウルとはどのような人物だったのか?絵画も紹介

【旧約聖書】イスラエル最初の王|サウルとはどのような人物だったのか?絵画も紹介



mars

どうもこんにちは、画家のまるすです。

今回は、イスラエルで王政が始まりその最初の王に選ばれた、サウル王についてわかりやすく解説していきます。

ノース

楽しみだわさ \(^o^)/~

mars

聖書の物語がわかると、西洋絵画を見るのがさらに面白くなるので、ぜひ読んでみてね。

ノース

西洋絵画には、聖書や神話の物語の場面がよくつかわれているよね、絵画の場面の内容って凄く気になるだわさ (ノ˶>ᗜ​<˵)ノ

mars

旧約聖書の物語のあらすじが気になる人は、この記事も読んでみてね。⤵︎

ノース

読んでみるだわさ ٩(๑>∀<๑)۶

 

預言者【サムエル】から王として見出される

 

指導者としてイスラエル人たちを導いてきたサムエルでしたが、高齢だったため将来を心配するイスラエルの民達は、王が欲しいと願うようになりました。

 

 

 

mars

サムエルの事が詳しく知りたい人は、この記事を読んでね。⤵︎

サムエルは神からの許しを得て、サウルの頭に油を注ぎ王の座につかせました。

 

 

王になった【サウル】のイスラエル軍は、戦で連勝続き

 

ペリシテ人との争いが続く中、サウル王が率いるイスラエル軍は、攻めてくる敵を次々と倒し、連勝続きでした。

 

 

ノース

かっこいいだわさ (˶ᐢωᐢ˶)

 

連勝続きの【サウル】神の言葉を忘れ神に見放される

 

イスラエル軍は連勝続きでした。

ある時、宿敵アマレクとの戦いに勝利した時、サウルは神の言葉を忠実に守らなければいけないことを、忘れていました。

 

 

 

mars

この後サムエルとサウルが出会う事はなかったんだよ。

 

二代目の王に【ダビデ】が選ばれる

 

サムエルは神の指示で、ベツレヘムに次の王となる「エッサイの息子」を探しに来ました。

そこでダビデを見出し、油を注いで次の王としました。

 

 

 

作者 ミケランジェロ
作品名 「ダビデ」
製作年 1501~04年
所蔵 アカデミア美術館 フィレンツェ

 

神に見放された【サウル】極度の鬱になる

 

神に見放された後、サウル王は極度の鬱になりました。

そこで気休めにでもなればと、琴の名手でもあったダビデが呼ばれました。

 

 

ダビデの琴の音色がサウル王の鬱を驚くほど和らげ、サウル王は正気を取り戻しました。

 

 

 

作者 レンブラント
作品名 「サウル王の前で竪琴を弾くダビデ」
製作年 1630~31年頃
所蔵 シュテーデル美術館 フランクフルト

 

サウル王ダビデを気に入り、部下えと取り立てました。

 

ペリシテ軍兵士【巨人ゴリアト】を石ころひとつで勝利

 

ある日、ペリシテ軍の兵士、巨人ゴリアトとイスラエル軍の誰かが、一騎打ちをして決着をつけるという提案を、ペリシテ軍がしてきました。

しかしイスラエル軍は恐れをなして、誰も手を挙げませんでした。

そんな中ダビデが一人名乗りを上げます。

 

 

 

ノース

ダビデかっこいいだわさ (`✧∀✧´)カッケェー

 

そして、ダビデは小石ひとつを皮の投石器に入れ、防具もなしに巨ゴリアトに立ち向かいました。

 

ノース

勇敢なのか無謀なのか、とにかくすごいだわさ (゚ロ゚;)

 

 

作者 ドナテッロ
作品名 「ダビデ」
製作年 1440年頃
所蔵 バルジェッロ国立美術館 フィレンツェ

 

小石はゴリアトの額に命中して、あっけなく勝負はつきました。

ダビデゴリアトの剣を抜き、ゴリアトの首をはねました。

 

 

 

作者 カラヴァッジョ
作品名 「ゴリアテの首を持つダビデ」
製作年 1610年頃
所蔵 ボルゲーゼ美術館 ローマ

 

武勲を立てたダビデに、サウル王の息子ヨナタン王子は感動し、ビデと固い友情を結びました。

さらには、サウル王の娘のミカル王女と結婚しました。

そして武将となったダビデは、戦で連戦連勝を重ね、民たちの人気はうなぎ登りとなりました。

 

嫉妬と不安で【ダビデ】を殺そうとする【サウル王】

 

ダビデの人気が上がるにつれて、サウル王は再び不安に陥るようになり、鬱が再発しました。

そして嫉妬と増悪からダビデをたびたび殺そうとします。

 

 

作者 グエルチーノ
作品名 「ダビデを攻撃するサウル」
製作年 1646年
所蔵 国立古典絵画館 ローマ

 

ノース

ダビデ大変だわさ (-ω-;)

 

親友のヨナタンと妻のミカルは、ダビデがいつ殺されてもおかしくない状況に心配になり、ダビデを逃がしました。

 

 

作者 レイトン
作品名 「ダビデに合図を送るヨナタン」
製作年 1868年
所蔵 ミネアポリス美術館 ミネソタ

 

しかしダビデは逃げ回りながらも、二度もサウル王を殺すチャンスがあったが、それをしなかったという合図を、サウル王に送った。

 

 

しかしサウル王はそのようなダビデの忠義心を見せられても、ダビを信じることが出来ませんでした。

 

 

ノース

完全に疑心暗鬼になってるだわさ (꒪ꇴ꒪|||)

 

そしてこの年、サウル王が頼みの綱としていたサムエルが亡くなりました。

サウル王はその事が受け止めきれず、すがるように霊媒師を使ってムエルの霊を呼び出し、教えを請いました。

 

 

作者 サルヴァトル・ローザ
作品名 「エン・ドルの降霊術師の下でサウルに現れるサムエルの霊」
製作年 1668年?
所蔵 ルーヴル美術館 パリ

 

【サウル王】自害する

 

霊媒師に教えを請うた次の日、サウル王はペリシテ軍との戦いに敗れ、イスラエル軍は敗走し、息子のヨナタンが討ち取られ、自らも自害しました。

 

 

作者 ブリューゲル(父)
作品名 「サウルの自殺」
製作年 1562年
所蔵 ウィーン美術史美術館 ウィーン

 

mars

左端で自害しているのがサウルで、兵士に殺してくれと頼んだけど、兵士は恐れて出来なかったんだ。

ノース

だから仕方なく自殺したのね ( •᷄ •᷅ )

 

まとめ

 

mars

どうでしたか?みなさん。

こうして旧約聖書の物語がわかると、西洋絵画を見るのがさらに楽しくなりますよね。

ノース

絵画一つ一つに壮大な物語があるのがおもしろいだわさ (˶ᐢωᐢ˶)

mars

そうだね、しかも物語がみんな関わりがあるからおもしろいよね。

旧約聖書の物語のあらすじが知りたい人は、この記事も読んでみてね。⤵︎

mars

最後まで読んでくれてありがとうございました。

ではまた別の記事でお会いしましょう。

ノース

またね〜 (  ˙³˙ )ノ"

参考文献



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