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イエスによって選ばれた十二使徒(弟子)とは?聖書の物語
どうもこんにちは画家のまるすです。
今回はイエスが選んだ「十二使徒」十二人の弟子たちの解説をしていくよ。
おーまってました (*’ω’ノノ゙☆パチパチ
十二使徒は何人かは知ってるけど、詳しくわ知らなかったので、うれしいだわさ ꉂꉂ(´>Д<`)
十二使徒は全員個性がすごい人達なので、面白いよ。
一人づつ詳しく解説していくね。
これでまた絵画を見るのが楽しくなるだわさ ヾ(๑╹ヮ╹๑)ノ"
新約聖書のあらすじが知りたい人は、この記事を読んでみてね。⤵︎ ︎
【十二使徒】をそれぞれ紹介
大ヤコブ
作者 グイド・レー二
作品名 「使徒ヤコブ」
製作年 1636~38年頃
所蔵 ヒューストン美術館 ヒューストン
ヨハネの兄で、ペトロ、アンデレ兄弟と出身地や職業も同じで、漁
船の中で網の手入れをしているところを、ヨハネと共にイエスにス
十二使徒の中にもう一人ヤコブという名前がいるので、大ヤコブ小
十二使徒の中でもヨハネやペテロと並ぶ中心人物の一人。
十二使徒の中で最初の殉教者。
キリスト教徒への迫害が強くなっていって、エルサレムで大ヤコブは捕らえられて、ヘロデ王に斬首されるんだよ。
む・・・酷いだわさ (-ω-;)
ヨハネ
作者 エル・グレコ
作品名 「伝道者聖ヨハネ」
製作年 1609年
所蔵 プラド美術館 マドリード
大ヤコブの弟でイエスの最初の弟子の一人。
聖書にはもう一人ヨハネが登場するため、区別するのに「使徒ヨハ
使徒最年少。
複音書やヨハネの黙示録の筆者で、最もイエスに愛された弟子。
十二使徒の中で唯一殉教せず天寿を全うしたんだよ。
良かっただわさ (´∇`)
ペトロ(シモン)
作者 ピーテル・パウル・ルーベンス
作品名 「使徒ペトロ」
製作年 1610~12年
所蔵 プラド美術館 マドリード
十二使徒のリーダー的存在。
本名はシモンですが、イエスにペトロと命名されます。
ペトロは”岩”という意味なんだよ。
ちなみに”ペテロ”と表記されることもあるよ。
元漁師で弟のアンデレと共にガリラヤ湖で漁をしているところを、
作者 ドゥッチョ
作品名 「ペトロとアンデレの召命」
製作年 1308~11年
所蔵 ナショナルギャラリー ワシントン
ペトロはイエスから「天国の鍵」を授かります。
これは人々が天国に行ける鍵を授かったということだね。
めちゃめちゃ責任重大だわさ Σ(・ω・ノ)ノ
ペトロは初代ローマ教皇で、歴代のローマ教皇はこの天国の鍵を受け継いでると考えられているんだよ。
イエスの昇天後、積極的な布教活動により初代教会を作り上げまし
ペトロは皇帝ネロの迫害にあって、逆さ十字架で殉教されたとされるんだけど、聖書には書かれていないんだよ。
これもまた酷いだわさ ( ºロº)
アンデレ
作者 カルロ・クリヴェッリ
作品名 「使徒アンデレ」
製作年 1476年
所蔵 ナショナルギャラリー ロンドン
ペトロの弟で、ペトロと同じ元漁師。
兄のペトロをイエスに紹介したり、イエスがパンと魚の奇跡を起こ
イエスの昇天後、ギリシャで宣教活動をしていたアンデレは、ローマ総督アイゲアテスに改宗を迫って、怒りを買って処刑されちゃうんだよ。
総督に改宗を迫るなんて、めちゃ根性あるだんさ ( •̀ㅁ•́;)
アンデレは十字架に掛けられることになるんだけど、イエスと同じ十字架は恐れ多いと言って、斜め十字架にしてもらったんだよ。
それだけイエスをめちゃ崇拝していたのね(っ'o'c)
これをアンデレクロスと言って、スコットランドでは国旗のデザインに使われているし、アメリアやロシアなどでも、州旗や軍艦旗、紋章、勲章などにも使われているんだよ。
アンデレ凄いだわさ Σ(⊙ω⊙)
ナタナエル(バルトロマイ)
作者 ミケランジェロ
作品名 「最後の審判」(部分)
製作年 1536~41年
所蔵 システィーナ礼拝堂 バチカン
友人のフィリポの紹介でイエスに会う。
ナタナエルは「あなたは真のイスラエル人。あなたには偽りがない
イエスの昇天後は、フィリポとともにアジアやインドで布教活動を
ある日アルメニアで宣教活動をしていたところを捕らえられてしま
ナタナエルは生きたまま生皮を剥がされる刑に処されたんだよ。
む・・・酷すぎるだわさ、想像したくないだわさ Σ(*oωo艸;)!?
そのため、ナタナエルの絵画はグロテスクなものが多いんだよ。
見たいけど見たくないだわさ (--;)
フィリポ
作者 ルーベンス
作品名 「聖フィリポ」
製作年 1611年頃
所蔵 プラド美術館 マドリード
イエスが初めて「私についてきなさい」と言った、最初の弟子です
聖書の中で、イエスの言葉の意味を勘違いして、返答する場面がた
イエスの昇天後はトルコの西部で宣教活動をおこなってたんだけど 、町の偉い人たちの反感を買って、逆十字の刑に処されたあと、娘二人と共に石打によって殉教するよ。
酷すぎるだわさ・・・ (-ω-;)
マタイ
作者 グイド・レー二
作品名 「聖マタイと天使」
製作年 1635~40年
所蔵 バチカン美術館 バチカン
マタイはローマの税金を集める微税人でした。
この当時、ユダヤの人々はローマに支配されており、ローマのため
しかも、微税人たちは自分たちのために多めに税金を徴収していたんだ。
そりゃ嫌われるだわさ |q •ㅿ•̀ )
ファリサイ派からは、異邦人と接する汚れた「罪人」と呼ばれまし
ファリサイ派とは、厳格な津法主義を掲げるユダヤの民衆の指導者たちのことで、中流の知識階層出身の律法学者が多かったんだよ。
そんなマタイのいる収税所にイエスがやって来てマタイに言いまし
「私に従いなさい。」するとマタイはすぐさま立ち上がり、イエス
作者 カラヴァッジョ
作品名 「聖マタイの召命」
製作年 1600年
所蔵 サン・ルイジ・デイ・フランチェージ聖堂 ローマ
微税人や罪人たちとよく食事をしていたイエスは、ファリサイ派の
そんなファリサイ派の人々にイエスは、「医者に必要なのは病人で
カッコよすぎだわさ (*>ω<)
イエスの昇天後、キリスト教を広め、エチオピア・トルコで殉教さ
イスカリオテのユダ
作者 ジョット・ディ・ボンドーネ
作品名 「ユダの接吻」
製作年 1304~6年
所蔵 スクロヴェーニ礼拝堂 イタリア
ユダはイエスを裏切った者として有名だよね。
裏切り者のユダ、知ってるだわさ ಠ‿ಠ
イスカリオテとは、ユダヤ地方の村の名前で、弟子たちの中で唯一
ユダは会計係を任されてましたが、お金にがめついユダは会計をご
ある日、イエスを殺したがっていた祭司長たちにユダは、「イエス
ユダ最悪、人として終わってるだわさ (ꐦ°᷄д°᷅)
最後の晩餐の後、ユダが祭司長や群衆を引き連れやってきました。
そして、ユダがイエスにキスをするのを合図に、イエスを捉え、裏
合図がキスの意味がわからないだわさ •́ω•̀)?
一説には、弟子の小ヤコブがイエスにそっくりだったから、間違えないようにしたと言われているよ。
その後ユダは、イエスを売ったことを後悔して首を吊って自殺して
熱心党のシモン
作者 ルーベンス
作品名 「聖シモン」
製作年 1611年頃
所蔵 プラド美術館 マドリード
熱心党とは、ユダヤ教の一派でローマ帝国からの独立を目指す、宗
ローマ帝国のために働くマタイとは思想が真逆だったため、非常に
聖書にはほとんど登場しません。
イエスの昇天後は、キリストの教えを広め、最後はノコギリで切断
ノコギリで切断て、エグすぎるだわさ Σ(*oωo艸;)!?
ユダ・タダイ
作者 ジョルジュ・ド・ラ・トゥール
作品名 「聖ユダ・タダイ」
製作年 初期頃
所蔵 市立トゥールーズ=ロートレック美術館 フランス、アルビ
タダイは聖書にほとんど登場しません。
イスカリオテのユダと名前がおなじだったため、タダイにはお祈り
イエスを裏切った人物と同じ名前だからお祈りされなかったんだよ。
とんだとばっちりだわさ、かわいそうだわさ (⁍̥̥̥᷄д⁍̥̥̥᷅)
忘れられた聖人と言われています。
キリストの復活後、シモンと福音を巡礼していた時に、ペルシャに
小ヤコブ
作者 ピーテル・パウル・ルーベンス
作品名 「聖小ヤコブ」
製作年 1610~12年
所蔵 プラド美術館 マドリード
小ヤコブは大ヤコブと区別するための名称です。
大ヤコブと違い小ヤコブは、登場シーンも少なく、ほとんど記述が
イエスに顔がよく似ていました。
裏切り者のユダがイエスに口付けをした理由が、ローマ兵が小ヤコ
イエスの昇天後、エジプトにまでキリストを広め、オストラキネで
疑り深いトマス
作者 ドゥッチョ・ディ・ブオニンセーニャ
作品名 「イエスに触れるトマス」
製作年 1308~11年頃
トマスはディディモとも呼ばれます。
イエスの復活を疑ったことから「疑いのトマス」「疑い深いトマス
トマスは凄く疑り深い性格だったんだよ。
イエスの復活を疑うなんて、ある意味すごいだわさ (¯―¯٥)
トマスはイエスの脇腹の傷を触るまでは、信じられないと言いまし
そんなトマスの前にイエスが現れます。
イエスの姿を見たトマスは復活を信じました。
実際にトマスは、イエスの傷口には手を触れなかったんだよ。
イエスの昇天後、インドやパルティアで伝道を行い、最期は南イン
まとめ:十二使徒はイエスによって選ばれ、イエスと共に宣教 活動をし、イエスの死後は、その教えを広めるために活動した。
どうでしたかみなさん?十二使徒たちはイエスを信じて、共に活動した人達でしたね。
それぞれみんな人間臭くて個性的だっただわさ (´∇`)
聖書のエピソードの場面は、よく絵画の題材に使われているので、知っておくと絵画を見るのが楽しくなるよね。
内容は知ってる方が面白いだわさ ꉂꉂ(´>Д<`)
最後まで読んでくれてありがとうございました。
また別の記事でお会いしましょう。
またね~バイバイ。
ばいなら ヾ( ᑒ )
参考文献